性と暴力の革命
2010-09-09


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「若松孝二 性と暴力の革命」
鈴木義昭 著
現代書館 刊

を読んだ。
著者が今日まで20年間で発表した、若松孝二監督へのインタビュー記事や映画批評の原稿を纏めた一冊。
丁度、監督が一般映画「キスより簡単」を発表して以降の、ほとんど(というかまったく)ピンク映画を撮らなくなってからの記事で構成されている。
既読の「若松孝二全発言」とはまた趣が異なり、著者による若松監督崇拝が突出して、不思議と読者をその作品世界に引きずりこんでゆく。
監督の作品群を色々な視点で捉え直して観れば、更なる発見があり、また楽しみも増えるはずである。そんなきっかけとなったのは言うまでもない。
早速、我家のDVDライブラリーから「胎児が密猟する時」と「キスより簡単」、さらに足立正生監督の「女番長ゲリラ」を鑑賞。
クラクラです。
[本]

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