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「ウルトラマンが泣いている 円谷プロの失敗」
円谷英明 著
講談社現代新書 刊
を読んだ。
故・円谷一の次男、円谷英明氏が、現在に至る円谷プロの栄枯盛衰を赤裸々に綴った一冊。
ある意味、暴露本とも言える本書。
ある程度は今まで各種取材などで、薄々はわかっていたことなのですが、このようにあからさまにされると、さすがにちょっとショッキングです。
しかし、どんなに紆余曲折を経て、失敗を重ね、円谷プロが一族の手から離れてしまったとしても、半世紀に渡って、今でも我々を楽しませ続けているということが大事なことではないでしょうか。
作品を創り続けることこそ、製作プロダクションの仕事なのですから。
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